おひさしぶりです。
新しいことをスタートして、このブログはなかなか書けずにいました。
そして、ひさびさなのに、少々重めの話題となります。
学校に通うお子さんをお持ちの親御さんに、一度考えていただきたい話題かなと思い、取り上げさせていただきます。
いろいろ調べたのですが、こちらのサイトで書かれていることが一番心にフィットしました。
いかがでしょうか?
学校のプールの授業中、間違った指導で人生が一変してしまうという学校内事故。
病気で人生が変わってしまった子どもの母としては、調べずにはいられませんでした。
学校で何かが起こった時は必ず連絡を
今となると調べる手段もありませんが、部活内での出来事がきっかけで病気になった可能性がある子どもの母です。
帰宅後、体調の悪い子どもを病院に連れていったのですが、とくに問題ないということだったので、学校へ連絡をしていませんでした。
まさか、それが後々、体調不良の原因のひとつになった可能性があるとは、疑うこともなく。
当時の学校の状況から、仮に連絡していたとしても何も変わらなかったかもしれません。
でも、もっと何かできたのではないかとも、今は後悔しています。
モンスターペアレントと思われるかも?
うるさい保護者だと思われるかも??
HSPで人に迷惑をかけたくない気持ちが強い私。
大事な子どものことを「学校ともめたくない」という気持ちから、本来は言うべきことをたくさんのみ込んでしまいました。
過剰反応と思われても、学校で起こったケガや事故については、必ず学校に連絡する方がいいと思います。
それが、長い目で見ると、子どもを守ることになるかもしれません。
罰金刑が100万円???
被害者の内川さんは、首から下が自由に動かせない状態となります。
思い描いていた未来は消え、お母さんが介護をして生活を支えている状態です。
加害者である教諭は、今も教師の仕事をしているとのこと。
故意にやったことではないとはいえ、生徒の人生を一変させてしまったことを、どう受け止め、今も仕事をしているのだろう・・・と、思ってしまいます。
事故の起こった状況を見ると、危険は予測でき、回避できた可能性が高いように思います。
スポーツ万能だった様子の内川さん。
悔やんでも悔やみきれないのではないかと思います。
危険に思っても、「やらなければならない」と思ってしまう、素直なお子さんほど、こういうことに遭遇する確率が高い気がします。
子どもの頃、HSC度が高かったと思われる私も、大人から言われることはやらなければならないと思うことが多かったので、他人事とは思えません。
危険なことはおかしいと言える環境に
残念ながら、学校という場所は、同調圧力などもあり、おかしいことをおかしいと言えない場合が多いです。
私たち親の時代は、さらにそうでした。
最近は変わってきていると思いたいです。
受け身ではなく、自分で考えるということを大切にする学校教育になってほしいと思います。
中学生時代、HSC度がひどかった私は、怒鳴る教師の声がとても苦手でした。
ちょっとした事件があり、思いもしないことで怒鳴られ、ずっと吐いたり、情緒不安定になったりしたことも!?
子どもの体調不良の原因がわからない時期、そういう私の性格が遺伝したのかなと思い、病気である可能性を考えるのが遅れました。
でも、それは間違いで、他に原因があったということが判明。
こういった経験から思うことがあります。
学校の現場が激務であるということが言われています。
ただ、激務であることを理由に子どもの人生を変えてしまってもいいわけではありません。
これからの未来の担う大切な子どもたち。
出生率の低下から、子どもの人数もどんどん減ってきています。
だからこそ、ちょっとした注意で防げそうなことで、大切な子どもの未来が奪われてはならないと心から思います。
おかしいことはおかしいと声を上げられる教育現場に。
これからはなってほしいと、心より願っています。
教育現場で起こることは密室になりがち
こういった事故など、何かが学校で起こった時。
大切な子どものことであっても、親は真実を知る術がないことがあります。
都合のいいように事実が書きかえられ、隠されてしまう場合があるとのこと。
普通に学校生活を送ることができ、トラブルがなければ、親子ともにそういう闇を知らずに学校生活を終えることができるかもしれません。
でも、我が家は普通に学校生活が送れない立場の方に入ってしまい、いろいろな情報を目にする機会が増えました。
数日に1回は、学校関係のよくない情報を新聞やニュースで目にします。
万が一、自分がその立場に置かれた時には、全力で子どもを守ってあげてください。
私はそうできなかったので、後悔とともに、皆さんにお伝えしたいと思い、少々重い内容ですが、このブログを書こうと思いました。
この記事で一番最悪だなと思った記述です。
事故のあと、内川さんが搬送されたと連絡を受けた母親は病院に向かいました。
その際、母親に向かって教諭が発した一言。
内川さんはその言葉の真意をずっと聞きたいと思っていました。
余計なことを言ったと記憶しています。
「学校での事故なのでスポーツセンター(障害見舞い金などを扱う日本スポーツ振興センター)の対象だ」とか、「就職については、障害者就労でバックアップする」などです。
診断前からそんな話をして、本当に軽率だったと思っています
(学校の授業で繰り返される プールでの飛び込み事故 被害者の思い|NHK事件記者取材note
↑上記記事より引用
なんとか気持ちをラクにさせてあげたいと思って出た言葉かもしれませんが、お母様のお気持ちを考えると、残酷すぎます。
この時に一番にすべきだったことは謝罪だと思います。
そして、事故から5年後にはじまった公判。
介護が必要な子どもを抱え、お母様も大変だっただろうと想像します。
同じ立場なら、今の生活に必死で、裁判をあきらめてしまうと思います。
そう考えると、こういった事例は表に出てきていないだけで多くあるのではないかと想像してしまうのです。
被害者である生徒は思い描いていた未来が叶わなくなったのに、加害者である教諭は仕事を奪われることもなく、普通に生活できているという残酷さ。
どうして、こういう事故がなくならないのか・・・考えさせられるものでした。
重い話題になってしまいましたが、今一度、みなさんにも考えていただけたらと思い、取り上げてみました。
内川さんが記者に送ったメール。
身体にもキズを負わせ、心にもキズを負わせるのか
が、胸に痛いです。
予想もしない出来事で、思い描いていた未来を奪われてしまうということ。
そして、それが学校の中で起こりうるということ。
それは本当に残酷な出来事です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。