桜、涙、そして青空

HSP母が子どもの病気や不登校と闘った日々の記録

修学旅行を終え、無事帰宅。病気の子どもが参加することへの課題とは?

こんばんは。ゆずゆりんこと夏菜です。ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

今回は一哉(仮名)の修学旅行に参加した話の続きになります。

yuzusizuku.hatenablog.com

修学旅行から無事帰宅

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本来は子ども自身が歩いて帰ってくることになっていた。

ただ、一哉の場合は行き帰りも送り迎えせざるを得なかった。

 

本当なら、帰り道に想い出話に花を咲かせて帰ってくるのかもしれないけれど・・・・・・。

残念ながら、それはできない。

 

でも、贅沢を言ってはいけないと思った。

参加できない可能性が高かったのに、無事に帰ってこられたのだから。

 

協力してくれた先生方や生徒達には、感謝しかなかった。

 

思ったよりは元気そうだったが、2泊3日が1ヶ月くらいにも感じられたらしい。

ただ、調子が悪いことが多くて、食事があまり取れなかったようだった。

 

それでも、もしかしたら迎えに来てほしいと電話があるかもしれないと待機していた身としては、やっと心が休まった瞬間でもあった。

 

予想以上に大活躍のクラスメイトたち

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夏菜子は、ネット上で学校で病気のことが受け入れられなくて、いじめられたりした話をよく見かけたことがあって、正直、かなり心配していた。

 

一哉の場合は、そんなことはなかったようで、しばらく学校に来ていない同級生を優しく受け入れてくれたようだった。

 

一哉自身の性格も、HSP夏菜子と違って、おおらかで、細かいことは気にしないタイプだったこともよかったのかもしれない。

 

それまでの生活が自宅療養だったので、体力的な限界がきて、動けなくなった時もあったようだった。

そういう時には同級生がかわりにお土産を買いに行ってくれたりもしたらしい。

 

逆に夏菜子なら、そういう同級生がいて、そこまで動けるかなと思ったので、一哉の同級生たちの将来が頼もしく思えた。

 

重い荷物が持てないと聞き、荷物を持ってくれたり、かなりのフォローをしてくれたようだった。

 

同級生たちの活躍ぶりを聞くと、修学旅行だけに集中できなかったことが申し訳なくも思えた。

 

でも、以前いただいたコメントを思い出した。

「病気の子どもを支えることは、同級生にとっても勉強になると思いますよ」

という風なことだった。

 

そう考えると、一哉もいろいろな人に助けてもらったことを感謝することを学び、同級生たちも困った人がいれば、手を差し伸べることの大切さを学んだと思ったらいいかなと思えた。

 

一時期、体調が悪すぎて、ずっと暗い顔をしていた一哉が、以前のように笑っている。

 

それだけでも、参加できたことに意味があったと思った。

 

その頃から、以前にあった陽気さを少しずつ取り戻していったように思う。

 

脳脊髄液減少症の症状は、性格までも変えてしまっていたのだと、改めて感じることとなった。

 

浮かび上がった問題点

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こちらはイメージ画像ですが、若い先生の方がよく勉強されている気がします

同級生たちのサポートと共に、先生方もよく声がけしてくれたようだった。

 

忙しい修学旅行の中、病気の子どものサポートということを押しつけることになったため、こちらも申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

 

それでも、親がどうにかできる問題でもなかったので、お願いするよりなかった。

無事に帰宅できたことと、本当に感謝しかなかった。

 

ただ、気になる話を本人から聞いた。

 

本来なら、病気の子どもなどをサポートするはずの養護教諭が、ほぼ何もしてくれない状態だったと言うのだ。

 

体調の悪さを伝えても、

「大丈夫、大丈夫」

と言われたりとか、ある意味、スルーされていたと聞いた。

 

今となっては、どうしてこういう対応だったか、聞く術もないが、心当たりがあることがあった。

 

以前、提出書類のことでもめたことがあった。

 

ただ、それは一哉が絶不調に体調が悪い上に、原因が特定されていない時期のことで、こちらからしてみれば、どうしようもなかった。

 

そのことを根に持っていて、そういう態度だった可能性が一つ。

 

まさかとは思うが、病気の情報が共有されていなくて、まったくわかっていない可能性。

 

正直、こうなると、職務怠慢だと思うけれど、それを訴えていく術もない。

 

あとは、一哉に対してだけでなく、そういう仕事しかできない人である可能性。

 

私はいきなり怒鳴られたような電話の対応しか、その人を知らないが、噂に聞くところによると、体調が悪くて保健室に行っても、まともな対応をしてくれないという話を聞いたことがあった。

 

噂は噂なので、真相はわからない。

 

ただ、そうなると、本当に職務怠慢で、専門職で働く人として、そういう自分が情けなく思わないのだろうかと思った。

 

それでも唯一の想い出ができた!

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本人は2泊3日の間、まともに食べられなかったし、本当に大変だったようだけれど、無事に帰ってこられた。

 

同級生達とも久々に交流できて、楽しかったようだった。

 

中学校生活の想い出と呼べる行事が、一つ一つ消えていってしまう中で、修学旅行にはまわりの方々の協力もあり、無事に参加できて本当によかったと今も思う。

 

そして、病気の子どもが参加する時のサポート体制というのは、個人的には大きな課題であるとも思った。

 

義務教育というのは、すべての子どもたちに与えられた権利であるはずなのに、サポート体制が整わないことによって、行事に参加できないことがあったりするのは、かわいそうだと思う。

 

学校の中だけで考えるのではなく、教育委員会など大きなくくりで、サポートできる体制が整っていればいいのに・・・と、自分自身の経験から感じるようになった。

 

実を言うと、この修学旅行以降は、学校の対応には気になることだらけとなる。

 

ただ、本人にどうするかと聞いても、

「言わなくていいよ」

と言われるので、いろいろな気になることを放置してしまった。

 

振り返って思うと、同級生と交流できるように、もう少し考えてもらえてもよかったのかなと思うことがある。

 

これはまた次回以降に書いていこうと思う。

 

解説

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修学旅行に無事に参加でき、無事に帰ってきたことはよかったと思います。

 

ただ、何かが起こった時、この養護教諭では対処できなかったのでは?と思い、その後に学校に行かせる時もやや不安でした。

 

外からはわかりにくい病気ということを、知識がない一般人が誤解するのは仕方ないとしても、看護師資格があり、中学生と接する養護教諭に知識がない可能性があることは、かなり気になることでした。

 

一哉のような病気でなくても、アレルギーとか、通えている子どもでも疾患がある子どもがいて、フォローが必要なことがあると思います。

 

HSP故の生真面目さなのかもしれないですが、私は嫌いな仕事でも、真摯に取り組み、日々仕事をしています。

 

でも、専門職に就いている方が、こういうことなのは非常に残念です。

 

一旦、合格したら、ずっと養護教諭ができる形ではなく、数年に1回は資質のチェックや新しい情報へのアップデートをする形にした方がいいのではないかと思います。

 

今の教育現場に足りないのは、いろいろな知識に対するアップデートだと思うのです。

 

★やブックマーク、ありがとうございます。

 

長くなりましたが・・・最後までお読みいただき、ありがとうございました。